【修理実績】Pt900ダイヤモンドリングとK18WGブラウンダイヤネックレスの新品仕上げ事例｜小傷・メッキ剥がれを美しく再生

今回は、ジュエリー修理の中でもご依頼が多い新品仕上げの実例をご紹介します。お預かりしたのは、Pt900ダイヤモンドリングとK18ホワイトゴールド製ブラウンダイヤネックレスの2点。長年ご愛用されたことで、リング表面には使用による細かなキズが入り、ネックレスはプレート部分と引き輪周辺のメッキ剥がれが見受けられました。どちらも大切に使われていた証ですが、仕上げ直しにより新品同様の輝きを取り戻すことができました。

↓修理完了↓

Pt900ダイヤモンドリングの新品仕上げ

細かなキズを磨き上げ輝きを再生

Pt900のプラチナリングは耐久性が高いものの、長期間の使用によって小キズやくすみが蓄積しやすい素材です。今回のリングも表面に多数の擦り傷がありましたが、熟練の職人が丁寧に研磨を行い、鏡面のような艶を再現しました。爪部分に石緩みがないかも確認し、ダイヤモンドをしっかりと固定。最後に超音波洗浄で微細な汚れを除去することで、透明感のある輝きが甦りました。新品仕上げはただの研磨ではなく、金属の構造や石のセッティングを見極めながら仕上げる技術力が必要な工程です。

K18WGブラウンダイヤネックレスの修理工程

メッキ剥がれを再コーティングで補修

K18ホワイトゴールドのジュエリーは、表面にロジウムメッキを施して白く美しい光沢を出しています。しかし、摩擦や汗、化粧品などによって時間とともにメッキが剥がれてしまうことがあります。今回のブラウンダイヤネックレスは、プレートと引き輪部分のメッキが薄くなっていたため、再コーティングを実施。表面処理を行った後、均一な厚みでロジウムメッキを施し、新品のような白い輝きを取り戻しました。ブラウンダイヤの落ち着いた色合いとホワイトゴールドのコントラストが再び美しく映える仕上がりになっています。

ジュエリー修理の豆知識

新品仕上げと再メッキの違い

新品仕上げとは、金属表面のキズや汚れを研磨して光沢を蘇らせる作業のことです。一方で再メッキは、ホワイトゴールドや一部のシルバー製品に白色コーティングを再度施す工程を指します。特にK18WG製品では、メッキ層があるため研磨だけでは完全な白さを再現できません。そのため、新品仕上げ＋再メッキをセットで行うと最も美しく仕上がります。修理を依頼する際は、素材と表面仕上げの構造を理解した職人に相談することが大切です。

ジュエリー修理の高品質アドバイス

仕上がりを長持ちさせるために

せっかく新品仕上げを施しても、再び傷つけてしまうと効果が半減します。
・着用後は柔らかい布で汗や皮脂を拭く
・他のアクセサリーと重ねて保管しない
・入浴や家事の際は外す
・定期的に専門店で点検を受ける
これらを心がけることで、輝きを長く維持することができます。バイセラジャパンでは、熟練職人による新品仕上げや再メッキ、サイズ直しなど幅広い修理を承っております。仕上がり後は宅配便での返送も可能で、全国から多くのご依頼を頂いております。

ジュエリー修理にまつわるFAQ

よくあるご質問

Ｑ．新品仕上げを繰り返しても大丈夫ですか？
Ａ．はい。適切な研磨であれば問題ございません。素材を削り過ぎないように仕上げますので安心してご依頼ください。
Ｑ．メッキはどのくらいで剥がれますか？
Ａ．使用頻度によりますが、一般的には半年から1年ほどで徐々に変色します。定期的な再メッキがおすすめです。
Ｑ．石が外れそうなジュエリーも修理できますか？
Ａ．はい。石留め直しや爪補強にも対応しております。お気軽にご相談ください。
新品仕上げは、ジュエリーに再び生命を吹き込む工程です。プラチナもゴールドも、正しい方法でメンテナンスすれば長く美しさを保てます。大切なお品を蘇らせたい方は、ぜひ専門店へご相談ください。

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