今回はSV925バングルのサイズ調整をご依頼いただきました実績をご紹介いたします。バングルはデザイン性が高くファッションのアクセントとして人気ですが、日常的に着脱を繰り返すことで金属疲労が起きやすく、特に切断や溶接を伴う修理は後々折れてしまうリスクがあるため、修理方法には細心の注意が必要です。今回ご依頼いただいたお客様は少しサイズが大きく腕に合わないというお悩みをお持ちで、サイズダウンのご希望をいただきました。


↓ご依頼時の状態↓

↓修理完了↓

【SV925バングル修理の特徴】
SV925は純度92.5％のシルバーを使用しており、硬さと柔らかさのバランスが取れた素材です。そのためアクセサリーとしての加工がしやすい一方で、使用環境によっては黒ずみや変形が生じやすい特徴があります。今回の修理ではバングルを切断せず、特殊な機械を使用して内径のみを慎重に縮める方法を採用しました。これにより強度を維持しつつ、使用感を大きく損なうことなくサイズ調整が可能となります。切断や溶接を伴わない方法を選択することは、後々の耐久性を保つためにも非常に重要です。

【SV925バングルにまつわる豆知識】
SV925は「スターリングシルバー」とも呼ばれており、19世紀のイギリスで硬貨や食器に多用された歴史を持ちます。特にバングルやリングなど常に身に付けるアイテムでは、シルバーの持つ柔らかい質感と経年変化による味わいが愛され続けています。定期的に専用クロスで磨くことで輝きを取り戻すことができるため、日常のメンテナンスが長く愛用するポイントです。

【修理実績の詳細とお客様の反応】
お客様のバングルは大きめサイズで手首にフィットせず、着用中に落ちやすいという不安を抱えておられました。そのため、特殊機材を用いた内径調整で1〜2mm単位の精密な縮小を行い、自然な装着感を実現いたしました。完全な真円にすることは難しい場合もありますが、バングルとしてのデザイン性を維持しつつ装着感を改善することができました。修理後に試着していただいた際には「思っていた以上に腕に馴染む」と大変ご満足いただきました。

【アクセサリー修理をご検討の方へ】
バイセラジャパンでは、SV925をはじめとするシルバー製品やゴールド、プラチナなどの貴金属ジュエリーの修理・サイズ調整を承っております。特にバングルやリングのサイズ変更は、一見簡単に思えても方法を誤ると破損につながるため、経験豊富な職人による専門的な対応が欠かせません。無料相談やお見積りも可能ですので、他店で断られてしまった修理でもぜひご相談ください。

【最後に】
SV925バングルのサイズ変更は、単なる調整作業ではなく素材の特性を理解した上で強度を守りながら行う必要があります。今回の修理のように切断を伴わず内径を縮める方法は、安全性と耐久性を両立する優れた手法です。バングルやリングなどお気に入りのアクセサリーを長く愛用するために、専門店での正しい修理をおすすめいたします。

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